二段ベッドの木製とパイプはどっちがいいのかを分かりやすくお伝えします。
こんなお悩みありませんか?
- 値段が倍以上ちがうので安いほうでいいのか決められない
- 上の段に子どもを寝かせても本当に大丈夫なのか不安
- きしみ音や揺れで夜中に起きてしまわないか心配
店頭やネットで木製とスチール製が並んでいると、そこで手が止まりますよね。
数万円かかるうえに置き場所も取るので、慎重になるのは自然なことだと思います。
二段ベッドの木製とパイプはどっちを選ぶべきか調査した結果、以下のとおりでした。
- 迷ったら木製が無難
- 短期間ならパイプで十分
- 最後は耐荷重の数字で選ぶ
すでに大まかな答えはお伝えしましたので、ここからは根拠と選び方をさらに詳しくご紹介します。
入学や進級の時期は人気モデルから品薄になりやすいので、早めにチェックしておくと安心ですよ^^
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二段ベッドは木製とパイプどっちが安心か

まずは結論と、その結論がひっくり返る条件からお話ししていきます。
結論は木製が基本で失敗が少ない
長く使う前提で迷っているなら、木製を選んでおくほうが後悔しにくいです。
理由はシンプルで、二段ベッドで一番大事な上段の安定感が木製のほうが高いからです。
フレーム自体に重さと厚みがあるぶん、寝返りを打ったときの揺れが伝わりにくくなります。
下の段で寝ている子が上の動きで起きてしまう、といったトラブルも起こりにくいでしょう。
実際にベッド専門店の解説を見ても、寝心地の面では木製に分があると書かれています。
パイプが向いている3つの条件
とはいえ、パイプ製が正解になる場面もはっきりあります。
- 使う期間が数年で終わると分かっている
- 予算を2万円前後までに抑えたい
- 部屋が狭く圧迫感を出したくない
このどれかに当てはまるなら、木製にこだわる理由はかなり薄くなります。
特に下の子が小さくて数年で部屋割りが変わる家庭では、パイプ製が現実的な選択です。
素材で絞ってから数字で選ぶ
ここが一番お伝えしたいところなのですが、素材だけで決めきるのは危険です。
同じ木製でも耐荷重が100kgの製品もあれば、300kgを超える製品もあります。
素材はあくまで候補を半分に絞るための入口だと考えてください。
最終的な安全性は、このあとご説明する耐荷重とさくの高さで決まります。
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木製フレームのメリットとデメリット
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木製を選んだときに何が手に入って、何を我慢することになるのかを整理します。
揺れときしみ音が出にくい理由
木製が静かなのは、支柱が太くて接合部のすき間が生まれにくいからです。
きしみ音の正体は、部材同士がこすれたりネジがゆるんだりして生じる摩擦音です。
金属パイプは細くてしなるため、同じ動きでも接合部に力が集中しやすくなります。
木製は断面が大きく、力が分散されるので接合部がずれにくい構造になっています。
製品によっては支柱に70mm角という太い材を使ったものも販売されています。
耐荷重に余裕がある製品が多い
木製の二段ベッドは、上下段それぞれ100kg以上に設定されたものが多く見つかります。
パイン材を使った分割タイプでは、静止耐荷重300kgという表記の製品もあります。
数値に余裕があると、子どもが成長して体格が変わっても買い替えずに済みますね。
寝ているときより、上の段によじ登る瞬間のほうが大きな力がかかる点も見逃せません。
重量があり模様替えがしにくい
ここからは木製の弱点です。
頑丈さの裏返しとして、木製フレームはとにかく重くて動かしにくくなります。
掃除のたびに少しずらす、といった使い方は現実的ではないと思っておいてください。
引っ越しのときも解体が前提になり、大人2人以上での作業が必要になります。
処分の場面では、木材を細かく切れば燃えるごみとして出せる自治体もあるようです。
価格は3万円台からが中心
木製の二段ベッドは、通販でおおむね3万円台から探せる価格帯にあります。
天然木をそのまま使ったものや、ひのきを使った製品になると10万円前後まで上がります。
安価な木製にはMDFやパーティクルボードに薄い天然木を貼ったタイプもあります。
木目がそろっていて見た目はきれいですが、表面が薄いのでキズや剥がれは目立ちやすいです。
スチール製の強みと弱みを整理
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続いてパイプ製です。安さだけが理由ではない強みも持っています。
1万円台から買える価格の安さ
パイプ製の最大の武器は、1万円台から手が届く価格の安さです。
構造が単純で使う材料も少ないため、フレームを安く作れることが理由になります。
通販サイトによっては数千円台の商品が並ぶこともあるようです。
浮いた予算をマットレスに回せるのは、じつはかなり大きなメリットだと思います。
圧迫感が少なく部屋が広く見える
柱や柵が細いので、部屋に置いたときの圧迫感が木製よりかなり軽くなります。
フレームのすき間から向こう側が見えるぶん、視線が抜けて広く感じられるのですね。
子ども部屋が4畳半から6畳という家庭では、この差が想像以上に効いてきます。
通気性がよく湿気に強い
床板がメッシュになっているタイプが多く、マットレスの下に湿気がこもりにくいです。
金属なので木のように湿気を吸わず、カビやささくれの心配も減らせます。
おねしょの時期が続くお子さんがいるご家庭では、この点は見逃せないところでしょう。
ただし冬場は金属が冷たく感じられるので、そこは好みが分かれるかもしれません。
きしみ音と揺れが出やすい
弱点はやはり、揺れときしみ音が出やすいところに集約されます。
スチールは振動を伝えやすく、接合部がゆるむと音がそのまま響いてしまいます。
床板が薄い金属メッシュだと、体圧が分散しきらずに底付き感が出ることもあります。
選ぶときは床板が合板かすのこになっているモデルを優先すると失敗しにくいですよ。
上下段が補強ワイヤーで固定されたタイプなら、揺れがかなり抑えられます。
素材別の比較表で違いを見比べる
ここまでの内容を、判断に使う5つの観点で一枚にまとめておきます。
5つの観点で違いを並べる
見るべきなのは価格だけではなく、音と耐荷重と扱いやすさを合わせた4方向です。
| 観点 | 木製 | スチール製 |
|---|---|---|
| 価格の目安 | 3万円台から | 1万円台から |
| 揺れときしみ | 出にくい | 出やすい |
| 耐荷重の傾向 | 大きめが多い | 小さめが多い |
| 通気性 | 床板しだい | メッシュで良好 |
| 搬入と模様替え | 重くて大変 | 軽くて楽 |
表のとおり、両者は正反対の性格を持っていることが分かります。
表から見える判断の分かれ道
静かさと耐久性を取るなら木製、価格と身軽さを取るならパイプ製です。
どちらも優れている万能な素材は存在しないので、捨てるものを先に決めてください。
そのうえで、耐荷重だけは素材と切り離して確認する必要があります。
この点は上位の解説記事でもあまり触れられていないので、次で詳しく取り上げます。
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耐荷重は素材だけでは決まらない
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木製だから頑丈、パイプだから弱いという単純な図式は成り立ちません。
100kgから900kgまで幅がある
二段ベッドの耐荷重は、小さいもので100kg、大きいものでは900kgまで開きます。
この幅は素材の違いではなく、支柱の太さや床板の構造から生まれる差です。
実際にスチール製でも耐荷重300kgをうたう分割タイプが販売されています。
一方で、木製でも軽量なモデルは100kg程度にとどまることがあります。
パイプ製は80kg前後という説明も見かけますが、それは細身のシングル向けの話です。
素材の一般論ではなく、商品ページに書かれた数字を必ず確かめてください。
体重の1.5倍が安心の目安
では何kgあればいいのかというと、使う人の体重の1.5倍が一つの目安になります。
寝ているときの体重だけでなく、飛び乗ったときの衝撃を見込んだ考え方ですね。
忘れがちなのが、マットレスや布団そのものの重さも合算する必要がある点です。
マットレスは10kg前後になることもあるので、この分も足して計算しましょう。
上段と下段で数値が違うことも
製品によっては、上段と下段で耐荷重が別々に設定されていることがあります。
全体で300kgと書かれていても、使用者一人あたりは90kgまでという例もあります。
静止耐荷重という表記は、動かない状態で支えられる重さを指しています。
数字が大きくても、最大使用者体重の欄が別にないかを必ず見てくださいね。
SG基準が定める安全の数値
安全性は感覚ではなく、公的な基準の数値で確認できるようになっています。
さくは床面から25cm以上
SG基準では、上段の床面からさくの上端まで25cm以上が求められています。
これは製品安全協会が定める、二段ベッドとロフトベッド向けの安全基準です。
比較のために、日本産業規格の数値も並べて確認しておきましょう。
- SG基準は床面からさく上端まで25cm以上
- JIS基準は同じ位置で20cm以上
- SG基準の適用は床板の高さ80cm以上のベッド
SG基準のほうが5cm厳しく設定されているのが分かりますね。
マットレスの厚みでさくが効かなくなる
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ここが多くの人が見落とすポイントで、さくの高さは寝具の厚みで変わってしまいます。
SG基準ではマットレス上面からさく上端まで15cm以上の確保を求めています。
JIS基準では同じ条件で10cm以上とされており、こちらもSGより緩い設定です。
つまりさくが25cmあっても、厚さ15cmのマットレスを敷くと残りは10cmです。
寝具の厚みは10cm以内に抑えると、基準どおりの高さを保ちやすくなります。
フレームを吟味しても、マットレス選びで台無しになってしまってはもったいないですよね。
上段は6歳以上という目安
年齢についても、SG基準の中で使い方の目安が示されています。
6歳未満の子どもについては、下段に寝かせることが求められています。
下段の使用そのものは、2歳以上が適用範囲とされているようです。
兄弟の年齢差がある家庭では、上下どちらに誰が寝るかを先に決めておくと安心です。
この基準は木製かパイプかを問わず共通なので、素材選びとは別に確認してください。
二段ベッドの木製とパイプはどっちを選ぶ
ご家庭の条件ごとに、どちらへ振れるかをはっきりお伝えしていきます。
使う年数が5年未満の場合
使う期間が5年に満たないと分かっているなら、パイプ製で十分こと足ります。
パイプ製は5年程度での買い替えが前提という説明をよく見かけます。
裏を返せば、その期間内で役目が終わるなら弱点が表面化しないということです。
下の子が中学生になる前に個室を分ける予定なら、この考え方が当てはまりますね。
賃貸で音が心配な場合
集合住宅で階下への音が気になるなら、迷わず木製をおすすめします。
きしみ音は室内で響くだけでなく、振動として床に伝わることがあるためです。
どうしてもパイプ製を選ぶなら、脚に防振材を挟むだけでも印象が変わります。
あわせて、床板が合板やすのこになっているモデルを選ぶと効果的です。
将来シングル2台にしたい場合
分割機能はどちらの素材にもあるので、これだけでは決め手になりません。
ただし分割後に単体で使い続けることを考えると、判断材料が少し変わります。
- 分割後にヘッドボードが付くかどうか
- 分割時の高さが低くなりすぎないか
- 大人が使える耐荷重が確保されているか
大人まで使い続けたいなら、耐荷重の面で木製のほうが選択肢が広がります。
部屋が狭く天井が低い場合
4畳半程度の子ども部屋であれば、パイプ製のほうが空間に余裕が生まれます。
細いフレームは視線を遮らないので、同じ広さでも息苦しさが違ってきます。
木製を選ぶ場合は、上段の高さが低いロータイプを候補に入れてみてください。
高さ134cm前後に抑えたロータイプなら、圧迫感はかなり和らぎます。
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買う前に測っておきたい寸法と搬入
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素材が決まったあとに待っているのが、部屋に入るかどうかという現実的な問題です。
天井高と上段の高さの関係
上段の床面から天井までは、座って頭が当たらない余裕を残してください。
二段ベッドの上段は、床から115cmから130cm程度が標準的な高さです。
ロータイプなら100cmから110cm程度に抑えられた製品もあります。
本体の幅と奥行きは、シングルベッドと同じ97cm前後と195cm前後が目安です。
照明やエアコンの位置とぶつからないかも、事前に確認しておくと安心ですね。
はしごは3種類から選ぶ
意外と後悔が多いのが、はしごの形状を確認しなかったというケースです。
- 垂直タイプは省スペースだが上り下りに慣れが必要
- 斜めタイプは上りやすいが床の面積を取る
- 階段タイプは一番安全だが設置幅が大きくなる
小さいお子さんが上段を使うなら、斜めタイプか階段タイプが向いています。
踏み板の幅が広いほど足裏が安定するので、そこも見ておくといいですよ。
搬入経路と組み立ての人数
木製の場合、梱包が長尺で重いため玄関や階段で引っかかることがあります。
廊下の曲がり角と階段の踊り場は、実際にメジャーで測っておいてください。
組み立ても解体も、一人での作業は危険なので大人2人以上が基本になります。
賃貸で壁や床に傷を付けると原状回復を求められることもあるので慎重に進めましょう。
購入前によくある疑問をまとめて解決
最後に、購入前に多く寄せられる疑問へお答えしておきます。
大人が使っても大丈夫か
耐荷重に余裕があるモデルなら、大人になってからも使い続けられます。
耐荷重280kgをうたい、高校生や大人でも使えると案内している製品もあります。
逆に80kg程度の設定であれば、成人男性が使うには心もとない数字です。
長く使う前提なら、購入時点で大人の体重を基準に選んでおくと無駄がありません。
敷布団は使えるのか
パイプ製で床板がメッシュの場合、敷布団だけだとごつごつした寝心地になりがちです。
この場合は薄型のマットレスを組み合わせるほうが快適に眠れます。
すのこを敷き足す方法もありますが、その重さも耐荷重に含まれる点に注意が必要です。
厚みを足しすぎると、さきほどのさくの有効高さが足りなくなってしまいます。
半年に一度のネジの増し締め
どちらの素材を選んでも、組み立てて終わりにはできません。
ネジは使っているうちに必ずゆるむので、半年に一度の増し締めが推奨されています。
きしみ音が出はじめたら、それはゆるみのサインだと考えていいでしょう。
あわせて、支柱の接続が二重に固定されている構造かも確認しておきたいところです。
壁際に置いてL字金具で固定すると、地震のときの横転リスクを下げられます。
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二段ベッドの木製とパイプはどっちがいいかのまとめ
迷ったら木製、条件がはまるならパイプ製というのが今回の結論です。
- 長く静かに使うなら木製が基本
- 5年以内や予算重視ならパイプ製
- 耐荷重は100kgから900kgまで幅がある
- 体重の1.5倍を選定の目安にする
- さくは床面から25cm以上を確認
素材で半分に絞り、あとは数字で確かめれば選択に迷いはなくなります。
子ども部屋がすっきり片づくと、遊べるスペースもぐっと広がりますよ。
兄弟が並んで眠る時間は短いので、その時間を心地よいものにしてあげてくださいね。
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