パソコンデスクと勉強机を分けるかどうかを、部屋の寸法から判断できるようにお伝えします。
机の上でこんな困りごとはありませんか。
- モニターとキーボードに占領されて教科書を広げられない
- 調べ物のつもりが動画やゲームへ流れて戻れない
- 2台目の机を置く場所が部屋にあるのか分からない
座るたびにパソコンをどかしてから勉強を始めるのは、地味に消耗しますよね。
迷いの正体は分けるか分けないかではなく、天板の手前に何センチ残せるかという寸法の問題です。
パソコンデスクと勉強机を分けるかどうかを調査した結果、以下のとおりでした。
- 分けると集中と片付けが同時にラクになる
- 6畳でも幅150cmぶんの2台なら置ける
- 置けないならモニターアームで手前を空ける
ここからは机2台のレイアウトと2台目の選び方を、順番にご紹介しますね。
省スペースの机は新生活の時期から品薄になりやすいので、早めに見ておくと安心です^^
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パソコンデスクと勉強机は分けるのが正解
置く場所さえ作れるなら、分けたほうが勉強も作業も続けやすくなります。
ここでは分けると何が変わるのかを、片付けの手間と集中の面から見ていきます。
あわせて、分けなくてよい人の条件もはっきりさせておきますね。
同じ机では集中できない理由
1台の天板で兼ねていると、勉強を始める前に必ず片付けという作業が挟まります。
キーボードを奥へ押し込み、スピーカーを足元へ下ろし、参考書を積み直すところからのスタートです。
この一手間は1回なら数十秒ですが、毎日くり返すと机に向かうこと自体が面倒になります。
机を分けると、座る場所を変えるだけで筆記用の面がそのまま空いている状態になります。
片付けの手間が消える点が、集中しやすくなる一番わかりやすい理由といえます。
調べ物のたびに脱線して戻れない
もうひとつの理由が、手を伸ばせば届く距離に画面があることで起きる脱線です。
分からない語句をひとつ調べるつもりでキーボードを引き寄せ、気づけば30分たっている。
テスト前の夜にこれをやると、進んだページ数より焦りのほうが増えてしまいますよね。
机が分かれていれば、調べるという行為に椅子ごと移動するという手間がかかります。
その数秒のブレーキが、なんとなく触るという流れを止めてくれます。
デスクトップは天板の半分を持っていく
分けるかどうかの答えは、実はパソコンの種類でほぼ決まってしまいます。
デスクトップはモニターとキーボードが常に天板の上を占有し、片付けても消えません。
本体を足元へ下ろし、スピーカーを棚に上げても、モニターだけは目線の正面に残ります。
その結果、奥の半分がパソコン、手前の半分が勉強という窮屈な分け方になります。
デスクトップを使っているなら、分ける方向で考えたほうが早く解決します。
ノートパソコンなら分けなくてよい
反対に、ノートパソコンだけで作業しているなら2台目は急がなくて大丈夫です。
本体を閉じて脇へ寄せれば天板が丸ごと空き、片付けが数秒で終わるからです。
タブレットで動画授業を見るくらいの使い方も、置きっぱなしになりにくい部類に入ります。
判断の分かれ目は、電源を切ったあとに天板がどれだけ空くかという一点です。
空かない機材を使っているほど、分ける効果は大きくなります。
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パソコンデスクと学習机の違い
2台を買い分けるなら、奥行きと高さの狙いが違うことを知っておくと失敗しません。
同じ机に見えて、パソコンデスクと学習机は前提にしている作業が異なります。
ここでは奥行き、高さ、収納の3点で違いを整理します。
奥行きは45cmと60cmで役割が違う
学習机として売られている製品の奥行きは、600mmから700mmが一般的です。
教科書を奥に立て、ノートを手前に広げても余るように設計されているためです。
いっぽう学習机をパソコン用に作り替える工房では、450mmから550mmが目安とされています。
キーボードを置いて画面を見るだけなら、深い天板はかえって持て余すからです。
つまり深い机は紙のため、浅い机は画面のためという住み分けになっています。
差尺270mmで決まる机の高さ
高さは机の数値だけでなく、椅子の座面との差である差尺で考えます。
家具の工房が目安としているのは、机が700mmから720mm、座面が420mmから450mmという組み合わせです。
この差が270mmから300mmに収まると、肩と肘に余計な力が入りにくくなります。
ノートに字を書くときは少し低め、キーボードを打つときは少し高めが合いやすい傾向です。
2台に分けると、この差尺をそれぞれの作業に合わせられる点も見逃せません。
高さの決め方はこちらの記事で身長別に整理していますので参考にしてみてください^^
引き出しと収納の作りが違う
学習机は手前に浅い引き出しが付き、筆記具やプリントをすぐ出せる作りが多く見られます。
パソコンデスクは引き出しを省いてラックや棚を足し、本体と配線を収める方向です。
2台目を選ぶときは、どちらの収納が足りていないかを先に決めると迷いません。
紙が散らかっているなら引き出し、機材が散らかっているなら棚が正解になります。
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手前のスペースはモニターで何cm減るか
奥行き60cmの机にモニターを置くと、勉強に使える手前は40cm前後しか残りません。
感覚で語られがちなところなので、モニターと紙の実寸から計算してみます。
自分の机で測り直せるように、身近な数値へ置き換えて説明しますね。
24インチのスタンドは奥行き19cm
デルの24型モニターS2425HSの仕様では、スタンドを含む奥行きが188.14mmです。
幅も537.64mmあるので、机の上では横54cm縦19cmの土地を占めている計算になります。
奥行き60cmの天板なら、残るのは41cmほどです。
そこへ奥行き15cm前後のキーボードを置くと、手元は26cmまで縮みます。
兼用が苦しいのは意志の問題ではなく、この引き算の結果というわけです。
B5ノートを広げるのに要る奥行き
では勉強側に何センチ要るのかというと、紙のサイズから逆算できます。
大学ノートに多いB5は182mm×257mm、A4サイズは210mm×297mmです。
ノートを縦向きに置くだけで26cm、その奥に教科書を開くならさらに20cm以上要ります。
先ほどの26cmではノート1冊でいっぱいで、参考書を並べる余地は残っていません。
勉強用の面としては、手前に45cmから50cmは確保したいところです。
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6畳に机を2台置けるか寸法で見る
6畳の部屋は壁の長い側が約3.5mあり、机2台ぶんの幅なら意外と残ります。
置けるかどうかは感覚ではなく、畳の寸法とベッドの幅を引き算すれば分かります。
ここでは地域による畳の差と、家具を置いたあとの残りを順に見ていきます。
江戸間と団地間で入る机が変わる
同じ6畳でも、畳1枚の大きさは地域や建物の種類によって違います。
代表的な4種類の寸法と、6畳にしたときの長辺をまとめました。
| 種類 | 畳1枚 | 6畳の長辺 |
|---|---|---|
| 京間 | 1910×955mm | 約3.8m |
| 中京間 | 1820×910mm | 約3.6m |
| 江戸間 | 1760×878mm | 約3.5m |
| 団地間 | 1700×850mm | 約3.4m |
関東の賃貸に多い江戸間と、集合住宅に多い団地間では長辺で10cmほど差が出ます。
この10cmが、幅60cmの2台目が入るかどうかの分かれ目になることもあります。
間取り図の畳数ではなく、メジャーで壁の長さを測ってから買うのが確実です。
ベッドを残して使えるのは何センチか
江戸間6畳はおおよそ2.6m×3.5mで、ここにベッドと机2台を収める形になります。
シングルベッドは幅約100cm、長さ約195cmなので、短い壁側に寄せるのが基本です。
残った長辺3.5mの壁に幅90cmと幅60cmの机を並べても、まだ2mほど余ります。
問題になるのは幅ではなく、椅子を引いて立つための60cmから75cmの通路です。
ベッドの足元と机の背もたれがぶつかる配置だと、この通路が消えて圧迫感が出ます。
ベッドと机の距離の取り方はこちらでも詳しく解説していますので参考にしてみてください^^
配線とコンセントの位置を先に見る
2台目を置く場所は、じつはコンセントの位置でほとんど決まってしまいます。
買う前に確認しておきたいのは次の3点です。
- 机を置く壁にコンセントがあるか
- 電源タップを机の裏に固定できるか
- 照明やエアコンのコードが動線を横切らないか
電源タップを天板の裏へ回してしまえば、足元のコードが視界から消えて掃除もラクになります。
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狭い部屋で机2台を並べるレイアウト
2台の置き方は、椅子の動きと視界のどちらを優先するかで選びます。
ここでは代表的な3つの並べ方と、壁との距離の取り方を紹介します。
部屋の形と、パソコンをどれだけ視界に入れたくないかで選び分けてください。
L字に組めば座ったまま振り向ける
もっとも省スペースなのが、2台を直角に組んでL字にする置き方です。
部屋の角を使うので通路が1つで済み、椅子を回すだけで勉強とパソコンを行き来できます。
はじめからL字型として売られているデスクなら、天板の高さもそろって見た目が整います。
弱点は、振り向くだけで画面が見えるので脱線を止める力が弱いことです。
集中よりも面積を優先したい人に向いた形といえます。
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背中合わせは画面を視界から外せる
脱線を止めたいなら、2台を背中合わせにして向きを反対にする置き方が効きます。
勉強机に座るとモニターは背後になり、視線に画面がまったく入りません。
部屋の中央に机を島のように置ければ理想ですが、6畳だと椅子2脚分の通路が要ります。
難しい場合は、背の高い本棚やラックを2台の間に立てて仕切る方法でも近い効果が出ます。
棚を仕切りにすると収納も増えるので、狭い部屋ほど相性がいい手です。
折りたたみデスクは使うときだけ出す
常設する余裕がないなら、折りたたみデスクを勉強側に足す方法があります。
幅80cm奥行き40cm程度の製品なら、たたむと厚さ数センチでベッドの脇に立てられます。
テスト前だけ広げて使い、終わったら片付けるという使い方に向いています。
ただし出すのが面倒になると使わなくなるので、毎日勉強する人には常設の机が無難です。
理由は単純で、広げる動作が片付けの一手間と同じ役割をしてしまうからです。
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壁にぴったり付けない
どの置き方を選んでも、机は壁から5cmほど離しておくと後がラクになります。
すき間があるとコードを背面に落とせるうえ、コンセントの抜き差しもできるためです。
壁に密着させると、配線のたびに机ごと引き出す作業が発生します。
ほこりがたまりやすい場所でもあるので、掃除機のノズルが入る余裕として考えても損はありません。
2台目は省スペースな机を選ぶ
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2台目は幅60cmから90cm、奥行き45cm前後を目安にすると部屋が詰まりません。
すでに1台あるので、2台目に大きな天板は必要ありません。
選ぶ基準を幅と奥行きの2つに絞って見ていきます。
幅は60cmから90cmで足りる
ノートと教科書を並べるだけなら、幅は60cmから90cmあれば足ります。
ニトリや無印良品のような量販の定番サイズも、この幅に集まっています。
木製の天板は見た目が柔らかく、スチール脚のタイプは同じ幅でも軽く見えます。
耐荷重はプリンターや教材を積むなら30kg以上の表記を選んでおくと安心です。
棚が一体になった分離型のデスクなら、2台目と収納を1つで兼ねられます。
奥行きは45cmで十分足りる
奥行きは、その机でモニターを使うかどうかで決めます。
勉強専用にするなら45cm前後で、ノートを広げても手前がふさがりません。
逆に2台目をパソコン側にするなら、モニターの19cmを足して60cm以上を選びます。
浅い机は部屋の圧迫感も抑えられるので、狭い部屋では奥行きから決めるのが近道です。
キャスター付きなら配置換えも軽く済み、模様替えのたびに持ち上げずに動かせます。
分けずに手前を空ける方法
2台置けない部屋でも、モニターとキーボードの居場所を変えれば手前は空きます。
どうしてもスペースが取れないときの現実的な手を2つ紹介します。
どちらも机を買い足すより費用が軽く、賃貸でも試しやすい方法です。
モニターアームで天板を取り戻す
モニターアームは画面を支柱で持ち上げ、スタンドの接地面をなくす道具です。
先ほどの24型なら、横54cm縦19cmぶんの天板がそのまま戻ってくる計算になります。
画面を奥へ押しやれるので、目線の高さも上がって姿勢が伸びやすくなります。
注意したいのは天板の厚みと形で、クランプが挟めるかを先に測っておく必要があります。
学習机のように背面に棚が乗っている机だと、支柱が当たって付かないことがあるためです。
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デスクワゴンに周辺機器を移す
もうひとつが、机の脇にデスクワゴンを置いて天板の上の物を下ろす方法です。
スピーカーやプリント類をワゴンに移すだけでも、手前の面積はかなり戻ります。
キャスター付きを選べば、勉強のときだけ机の反対側へ寄せる使い方もできます。
キーボードは使うときだけ出す置き場所を決めておくと、片付けの手が止まりません。
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兼用のままでいい人と分けるべき人
分ける必要があるかどうかは、机に広げる紙の量と作業の切り替え回数で決まります。
ここまでの内容を、読者の立場別に整理しておきます。
自分がどちらに当てはまるかを確かめてみてください。
中学生と高校生は教材の量で決まる
中学生や高校生になると、教科書と問題集とプリントが同時に机へ乗ります。
そこへタブレットの充電やノートパソコンが加わると、天板はすぐに埋まります。
紙を2つ以上広げる勉強が毎日あるなら、分けたほうが成績よりも先に気分が軽くなります。
逆に暗記中心でノート1冊しか使わないなら、兼用のままでも困りません。
在宅ワークは仕事と勉強を切り替える
在宅ワークをしながら資格の勉強もする大人は、切り替えの回数が多くなります。
仕事のウィンドウを開いたまま参考書を読むと、通知が来るたびに意識が戻されます。
夜の1時間だけ勉強する人ほど、席を移すという区切りが効きやすい傾向です。
家族と部屋を共用しているなら、机を分けて時間帯でゆずり合う形も取りやすくなります。
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いまの学習机をどうするか
今ある机は、そのまま使う以外にリメイクと買い替えという行き先があります。
2台目を足す前に、今の1台の使い道を決めておくと部屋が散らかりません。
選択肢は大きく2つに分かれます。
学習机をパソコンデスクにリメイクする
思い入れのある学習机は、天板を削ってパソコンデスクへ作り替える方法があります。
家具の工房が目安としているのは、幅900mmから1200mm、奥行き450mmから550mmです。
もとの奥行き600mmから700mmを詰めるだけで、置いたときの圧迫感が変わります。
天板にコードを通す切り欠きを足したり、上置きの棚を外したりする改造も相談できます。
ただし工房への依頼になるため、急いで2台にしたい場合は次の選択肢のほうが早いです。
買い替えて1台を大きくする
もうひとつが、2台にせず幅120cm以上の1台へ買い替えるという考え方です。
幅120cm奥行き70cmなら、モニターの右側にノートを広げる面がはっきり残ります。
脚が2本ぶんで済むので、机2台より足元が広く見えるという利点もあります。
ただし同じ天板である以上、脱線を止める効果は分けたときほど期待できません。
片付けの手間だけを解決したい人向けの選択肢と考えると、判断しやすくなります。
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パソコンデスクと勉強机を分けるまとめ
分けるかどうかは、手前に45cm残せるかという寸法で判断できます。
- デスクトップなら分ける価値が大きい
- 24型モニターは縦19cmを占有する
- 江戸間6畳の長辺は約3.5mで2台入る
- 2台目は幅60から90cm奥行き45cm
- 置けないならモニターアームで代用
机が2つに分かれると、座った瞬間にノートを開ける状態がふつうになります。
片付けから始めなくていい机は、勉強へ向かう気持ちのハードルを確実に下げてくれます。
まずはメジャーを持って、壁の長さと天板の奥行きを測るところから始めてみてください。
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