エアーベッドがうるさい原因と、今夜からできる対策を分かりやすくお伝えします。
寝返りのたびに、こんな音で困っていませんか。
- 寝返りするたびにギシギシと鳴る
- 下の階に響いていないか気になる
- 買ったばかりなのに不良品なのか不安
静かに眠るために買ったのに、摩擦音で目が覚めてしまうとがっかりしますよね。
エアーベッドがうるさいと感じる理由を調べた結果、以下のとおりでした。
- 音の出どころは底面と表面と内部の三か所
- 一番効くのは本体の下に敷くものを変えること
- 音が増えたら空気が抜けているサイン
すでに概要はお伝えしたので、ここからは原因ごとの対策をさらに詳しくご紹介します。
対策は家にあるもので試せるものが多いので、今夜のうちに整えてしまいましょう^^
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エアーベッドがうるさい原因

ここでは、音がどこから出ているのかを三か所に分けて整理します。
エアーベッドの音は故障ではなく、素材と構造から必ず出てくるものです。
先に全体像を見ておくと、自分のベッドがどれに当たるか見当をつけやすくなります。
| 鳴る場所 | 音の感じ | 効く対策 |
|---|---|---|
| 底面と床の間 | 低くこもった摩擦音 | 下に毛布を敷く |
| 表面と体の間 | 高く乾いた擦れ音 | 上に敷きパッド |
| 本体の内側 | ぼこっと沈む音 | 空気を入れ直す |
三つのうち最初に手を付けるべきは、音量が大きくなりやすい底面です。
それぞれがなぜ鳴るのかを、ここから順番に見ていきます。
底面と床が擦れて出る音
最初に疑ってほしいのは、本体の底と床が触れ合っている面です。
エアーベッドの多くは、ポリ塩化ビニルと呼ばれるPVCで作られています。
この素材がフローリングや畳に直接触れると、動くたびに摩擦音が出ます。
さらにエアーベッドは中身が空気なので、本体そのものがとても軽いです。
寝返りで体重が移動すると、本体ごと数センチずれてしまいます。
ギシギシやゴアゴアと表現される音は、この動きから生まれることがほとんどです。
床がフローリングだと音が反射しやすく、畳よりも大きく聞こえる傾向があります。
表面のビニールと体が擦れる音
次に多いのが、寝ている自分とベッドの表面が擦れて出る音です。
表面が加工されていないPVCだと、シャカシャカという乾いた音になります。
シーツを敷いていても、生地が薄いと音はそのまま突き抜けてきます。
底面の音より高く、耳のすぐ近くで鳴るぶん気になりやすいのが特徴です。
価格を抑えたモデルほど、表面の加工が省かれている傾向があります。
空気が抜けてたるむと音が増える
三つ目は、本体の内側から聞こえてくる音です。
エアーベッドの内部は、ただ空気が入っただけの空洞ではありません。
形を保つために、内部には支持材がいくつも張り巡らされています。
この支持材があるおかげで、体の一部だけが極端に沈み込まずに済んでいます。
ところが空気が減って内圧が落ちると、支持材がたるんで動きやすくなります。
すると寝返りのたびに、内側でぼこっと沈むような音が出てきます。
買った直後は静かだったのに最近うるさい、という場合はここを疑ってください。
内蔵ポンプの動作音は別の話
ここまでの三つとは別に、空気を入れるときの音があります。
寝ているときの音と混同すると、対策の向きを間違えてしまいます。
夜中に空気を足す使い方をするなら、こちらの音量も確かめておきたいところです。
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今夜すぐできる音の抑え方

このセクションでは、いま家にあるもので試せる対策を効く順に並べます。
対策は音を消すことではなく、擦れる面をなくすことだと考えると分かりやすいです。
下に敷くものを変える
まず試してほしいのが、本体の下に一枚敷いてしまうことです。
厚手の毛布やラグを床との間に挟むと、擦れ合う面がやわらぎます。
本体が滑って動くことも減るので、二つの原因に同時に効いてくれます。
これだけで音がほぼ気にならなくなったという声も少なくありません。
敷くものは、薄いタオルケットより厚みのあるほうが効果は出やすいようです。
シングルよりダブルのほうが効きにくいという報告もあります。
面積が広いぶん、本体の動きそのものが大きくなるためだと考えられます。
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上に一枚重ねて肌との摩擦を消す
底面を対策しても高い音が残るなら、次に手を入れるのは表面です。
敷きパッドや薄手の敷布団を重ねると、体とPVCが直接触れなくなります。
シーツ一枚では足りないことが多く、ある程度の厚みがあるものを選びます。
汗を吸ってくれないというエアーベッドの弱点も、同時に軽くなります。
ただし厚くしすぎると、今度は寝返りが打ちにくくなってしまいます。
敷きパッド一枚くらいから始めて、様子を見ながら足していくとよいでしょう。
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置き場所を壁から離す
意外と見落とされているのが、ベッドを置いている位置です。
壁や家具にぴったり付けていると、本体が動くたびにぶつかります。
ビニールが壁をこする音は、床の摩擦音とはまた別に響いてきます。
数センチでかまわないので、周囲にすき間をつくってみてください。
道具をまったく使わずに試せるので、真っ先にやってみる価値があります。
空気の入れ方で変わる静かさ

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ここでは、空気の量と音の大きさの関係を整理していきます。
空気は入れすぎても抜けすぎても音の原因になり、ちょうどよい範囲があります。
入れすぎると張って鳴る
硬いほうが沈まなくてよいと考えて、限界まで入れる方は多いです。
ところが空気を詰めすぎると、表面がぴんと張った太鼓のようになります。
張りきった面は、少し触れただけでも音を立てやすくなってしまいます。
内部の支持材などにも無理な力がかかるので、破損して空気漏れにつながることもあります。
取扱説明書には、電動ポンプの連続運転できる時間が書かれています。
その時間を超えて入れ続けないことが、音と故障の両方を防いでくれます。
抜けすぎるとたるんで擦れる
反対に、空気が少なすぎるときも音は増えていきます。
表面がたるむと、体の下でしわが寄って生地どうしが擦れ合います。
沈み込みが深くなるぶん、寝返りに必要な動きも大きくなります。
本体が大きく動けば、底面と床の摩擦音もそのまま増えてしまいます。
音が日に日に大きくなっているなら、まずは空気を足してみてください。
適正な硬さの見分け方
目安になるのは、実際に横になったときの腰の沈み方です。
腰の下に手のひらを差し入れて、すかすかと入るなら空気が足りていません。
反対にまったく入らないほど張っているなら、今度は入れすぎの状態です。
手のひらがゆっくり入る程度が、多くの方にとって扱いやすい硬さになります。
好みもあるので、少しずつ抜きながら自分の位置を探すのが確実です。
音が大きくなったときのサイン

このセクションでは、音の変化から本体の状態を読み取る方法をお伝えします。
音が急に増えたときは、寝心地の問題ではなく空気漏れを疑ってください。
内圧が下がるとたるんで擦れる
エアーベッドの内圧については、公的な機関が実際に測った記録があります。
国民生活センターは2020年12月に、空気漏れへの注意を呼びかけました。
2015年4月から2020年10月までに、442件の相談が寄せられたそうです。
そのテストでは、電動ポンプを止めた直後の内圧が2.2から2.8キロパスカルでした。
そして約1.0ミリの穴が開いていると、19分から35分で、ベッドの端に寝ていれば転落の可能性がある1.5キロパスカルまで下がったと報告されています。
1.0キロパスカル程度まで下がると体を起こしづらくなる、という結果も示されました。
使われている側面の生地は0.4ミリ程度の厚さで、決して分厚いものではありません。
数字の上でも、空気は思っているより早く抜けていくということですね。
抜ければたるみ、たるめば擦れる面が増えて音は大きくなっていきます。
空気漏れを見つける手順
音が増えてきたら、穴が空いていないかを一度確かめておくと安心です。
特別な道具は要らず、台所にあるもので順番に見ていけます。
- 空気をしっかり入れて、静かな部屋で耳を近づける
- 手のひらを表面に滑らせ、風が当たる場所を探す
- 台所用洗剤を溶かした水を塗り、泡が出る場所を見る
- 見つけたら印を付け、水気をよく拭き取ってから補修する
穴が見つからないのに抜けが早いときは、注入口の閉まり具合を疑います。
栓の内側にほこりが挟まっているだけで、少しずつ抜けることがあります。
空気の補充の頻度についてはこちらで詳しくまとめていますので参考にどうぞ^^
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集合住宅で階下に響くのか

ここでは、アパートやマンションで気になる階下への影響を扱います。
寝返り程度の動きであれば、階下まで届くことはそう多くないと考えられます。
床に伝わるのは振動の音
自分の耳に大きく聞こえるのは、音源が頭のすぐそばにあるからです。
ビニールの擦れ音は空気を伝わる音で、壁や床でかなり弱まります。
階下に伝わりやすいのは、床そのものを震わせる振動のほうです。
エアーベッドは重さがないので、床を強く震わせる場面は多くありません。
むしろ気にすべきは、起き上がるときに床へかかる自分の体重です。
防音マットで減る音の目安
それでも心配な場合は、床に防音マットを敷く方法があります。
クッション性のある下地と、重さのあるマットを重ねると効果が上がります。
ただし期待しすぎないことも大切だと考えています。
音は隙間からも回り込むため、完全に遮ることは難しいと言われています。
それでも本体の下に敷けば、自分が感じる摩擦音のほうは確実に減ります。
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静かなエアーベッドの選び方

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ここでは、買い替えを考える場合に見るべき仕様をお伝えします。
値段の高さではなく、表面の加工と生地の厚みで静かさは決まります。
フロック加工の有無で摩擦音が変わる
商品ページで最初に確かめたいのが、フロック加工という言葉です。
これは表面に短い繊維を植え付ける、起毛のような加工を指します。
ベロア調やスエード調と書かれている場合も、同じ狙いの加工です。
毛羽立った面が肌とPVCの間に入るので、乾いた擦れ音が出にくくなります。
肌触りもよくなるため、静音と寝心地を同時に底上げしてくれます。
実際のモデルの寝心地が気になる方はこちらの記事も分かりやすいですよ^^
生地の厚みと底面の加工
次に見るのは、本体に使われている生地の厚さの表記です。
ミリ単位やデニールで書かれていることが多く、数字が大きいほど厚くなります。
厚い生地は重みが出るぶん、空気が動くときのばたつきを吸収します。
底面が二層に重ねられている製品なら、床との擦れにも強くなります。
滑り止め加工の有無も、本体のずれを抑えるうえで効いてきます。
厚みは耐久性にも直結するので、静かさ以外の面でも見て損はありません。
電動ポンプは使う時間で選ぶ
最後に、空気を入れる手段をどうするかという話です。
内蔵ポンプは便利ですが、動かす時間帯によっては音が問題になります。
昼間に来客用として膨らませるなら、音量はあまり気にしなくて済みます。
毎日の主寝具にするなら、夜に空気を足す場面が必ず出てきます。
その場合はデシベル表記のある製品から選ぶと、失敗が減らせます。
足踏み式や手動ポンプなら動作音は小さく、夜でも使いやすくなります。
エアーベッドがうるさいときのまとめ

ここまでお伝えした内容を、要点だけ振り返っておきます。
- 音の出どころは底面と表面と内部の三か所
- 最優先は本体の下に厚手の一枚を敷くこと
- 表面の高い音は敷きパッドを重ねると抑えられる
- 空気は入れすぎても抜けすぎても鳴る
- 音が増えたら空気漏れを疑って点検する
原因の場所さえ分かってしまえば、エアーベッドの音は驚くほど静かになります。
毛布を一枚敷くだけで、今夜から寝返りを気にせず眠れるかもしれません。
来客用にも防災用にも、気持ちよく使える一台に育てていきたいですね。
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