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【エアーベッドは寒い?】底冷えの原因と今夜できる対策や電気毛布の注意点

【エアーベッドは寒い?】底冷えの原因と今夜できる対策や電気毛布の注意点

エアーベッドが寒いのは、中の空気が体の熱を奪い続けるからです。

こんな夜を過ごしていませんか?

  • 掛け布団は足りているのに背中だけ冷たい
  • 毛布を重ねても朝まで暖かさが続かない
  • 買ったばかりなのに選び方を間違えたのか不安

厚みがあるのに冷えるというのは、たしかに納得しにくい話ですよね。

底冷えの正体は部屋の暖房でも寝方でもなく、袋の中で動き続ける空気です。

エアーベッドが寒い理由と対策を調査した結果、以下のとおりでした。

  • 寒さの原因は中の空気の対流
  • 上に一枚敷くのが最優先の対策
  • 買い替えるなら断熱構造で選ぶ

ここからは底冷えを止める手順と、熱源を安全に使うコツを詳しくご紹介します。

冷え込みが本格化する前に、手元の寝具を見直しておくと安心ですよ^^

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目次

エアーベッドが寒い原因は中の空気

エアーベッドが寒い原因は中の空気

エアーベッドの寒さをつくっているのは、袋の中に閉じ込められた空気そのものです。

まずは、なぜ厚みがあるのに冷えるのかという仕組みから見ていきましょう。

空気は体温をそのまま床へ運ぶ

室温が20度の部屋なら、ベッドの中の空気もほぼ20度まで冷えています。

体の表面はおよそ33度前後なので、背中との差は10度以上あることになります。

この温度差があるかぎり、熱は体から冷たい空気のほうへ流れ続けます。

敷布団やマットレスの中身は、綿やウレタンが空気を細かく仕切っています。

仕切られた空気は動けないので、そこで熱の流れが止まってくれるわけです。

ところがエアーベッドの中は、仕切りのない大きな一部屋になっています。

止めるものがないぶん、体の熱はそのまま床のほうへ運ばれていきます。

深夜にふと目が覚めて、背中だけが板のように冷たい。

あの心細さは寝相のせいではなく、この構造が起こしている現象です。

対流が起きると厚みは効かない

空気そのものは、もともと熱を伝えにくい物質として知られています。

ところが動き出したとたん、その性質はきれいに打ち消されてしまいます。

体に温められた空気は上へ向かい、床に冷やされた空気は下へ沈みます。

この循環が対流で、袋の中で熱を運ぶベルトコンベアのように働きます。

そのため厚みが20センチあっても、断熱材としては期待できません。

厚ければ暖かいはずという感覚が通じないのは、ここに理由があります。

室温10度を下回ると顕著になる

対流はいつでも同じ強さで起きるわけではありません。

体と床の温度差が大きいほど空気の循環は速くなり、冷えも強くなります。

屋外での実測を紹介している例では、最低気温が10度を下回ると要注意とされています。

5度まで下がると、対策なしではっきり底冷えを感じるという報告もあります。

室内でも、暖房を切った明け方の床は室温より低くなりやすいと言われています。

寝入りばなは平気でも明け方に目が覚めるのは、そのせいだと考えられます。

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今夜すぐできる底冷えの防ぎ方

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買い足す前に、手持ちの毛布を一枚ベッドの上へ移すだけで体感は変わります。

お金のかからない順に、今夜から試せる手を並べていきます。

上に一枚敷くのが最優先

冷気は下から来るので、床側に敷くほうが効きそうに思えますよね。

ところが最初に効くのは、体とベッドの間に入れる一枚のほうです。

というのも、体の熱が中の空気に届く前に受け止められるからです。

毛布でもボアの敷きパッドでも、いま手元にあるもので構いません。

一枚で足りないときは、上下から毛布で挟む形にすると効き方が変わります。

実際に上と下の両方を毛布にして、ようやく暖かくなったという記録もあります。

敷きパッドのサイズの合わせ方はこちらでも詳しく解説していますので参考にしてみてください^^

エアーベッドに布団を敷くときの選び方

素材はウールと化繊で違う

上に敷くものは、素材によって暖かさの出方がかなり変わります。

ウールは湿気を吸うときに熱を出す性質があり、朝まで暖かさが続きやすいです。

ポリエステルなどの化繊は、触れた瞬間の暖かさが立ち上がるのが早いです。

綿は肌ざわりが穏やかですが、保温そのものは控えめになります。

毎晩使うならウール、来客用に一晩だけなら化繊という選び分けが現実的です。

理由は、来客用は使う時間が短く、立ち上がりの早さのほうが効いてくるからです。

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下に断熱シートを重ねる

上に敷いてもまだ冷たいときは、床とベッドの間に手を入れます。

アルミの断熱シートや厚手のマットを一枚かませるだけで違ってきます。

実際に試した記録では、梱包用の気泡シートだけでは変化を感じられなかったそうです。

そこにアルミの銀シートを足したところ、はっきり改善したと報告されています。

床が冷たい部屋ほど、この下側の一枚が効いてくると考えてよさそうです。

ここまでの3つの手を、効き方と費用の目安で並べると次のようになります。

打つ手効き方費用の目安
上に毛布を敷くその夜からすぐ効く0円
下に断熱シート床の冷たさに効く1000円前後
電気毛布を使う気温に左右されない一晩で十数円

まず上に一枚、足りなければ下に一枚、最後に熱源という順番が無駄がありません。

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空気は少し抜いて寝る

意外に効くのが、空気の入れ具合を少しだけゆるめることです。

ぱんぱんに入れると体が上に乗る形になり、沈み込みがなくなります。

沈まないぶん、体と冷たい面が触れ合う範囲が平らに広がってしまいます。

軽く沈む程度に抜くと、寝具が体のまわりに寄って冷気が入りにくくなります。

ただし抜きすぎるのは避けたほうが無難です。

腰が床に着くと底付きの痛みが出るので、手で押して数センチ沈む程度に留めます。

アルミシートが効く理由

アルミは熱を跳ね返す板であって、それ自体が暖かい素材ではありません。

役割を知っておくと、どこに敷けばいいかで迷わなくなります。

輻射熱を97パーセント跳ね返す

熱の伝わり方には、伝導と対流と輻射という3つの道すじがあります。

輻射は離れたものへ直接届く熱で、たき火に手をかざしたときの暖かさがこれです。

高純度のアルミ面は、この輻射熱を97パーセント前後まで反射するとされています。

つまり体から出ていこうとする熱を、そのまま手元へ戻していることになります。

暖かい素材だと誤解されがちですが、シート自体はいつまでも冷たいままです。

上に敷くか下に敷くかで役割が違う

同じシートでも、置く場所によって仕事の中身が入れ替わります。

体に近い側へ置けば、逃げようとする体温を反射して戻す働きになります。

床との間へ置けば、下から上がってくる冷たさを止める壁の役目に変わります。

どちらを選ぶかは、床が冷たい部屋かどうかで決めるとはずれません。

なお、肌に直接触れる位置へ敷くのは避けたほうがよさそうです。

アルミの面は水分を通さないので、汗の逃げ場がなくなって蒸れやすくなります。

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電気毛布と湯たんぽの安全な使い方

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熱源は使えますが、塩化ビニールに一点集中で熱を当てないという条件がつきます。

使えないと書かれていることもありますが、条件を整えれば無理なく使えます。

熱を一点に当てない

エアーベッドの生地は塩化ビニールが多く、熱で柔らかくなる性質があります。

一か所に強い熱が集まると、その部分だけ伸びて形が崩れることがあります。

電気毛布は面で薄く温める道具なので、この点では相性が悪くありません。

設定は弱から始めるのが安心です。

強で長時間当て続けるほど、生地にかかる負担が積み上がっていくからです。

寝る前に温めておいて、就寝時に切ってしまう使い方も理にかなっています。

取扱説明書に熱源への注意が書かれた製品もあるので、一度確かめておくと安心です。

電気毛布の電気代は一晩で十数円

熱源をためらう理由の多くは、電気代が読めないことにあります。

シングルの電気敷き毛布は、弱でおよそ33ワット、強でおよそ56ワットです。

1キロワットアワーを31円として計算すると、弱なら1時間あたり約1円になります。

強でも1時間で約1.7円なので、8時間つけっぱなしにして約14円という計算です。

毎晩8時間をひと月続けたとしても、400円台に収まることになります。

明日は来客が泊まるけれど、暖房を一晩つけっぱなしにするのはためらう。

そういう夜なら、この金額を知っているだけで迷わず手を伸ばせますよね^^

湯たんぽは布を挟んで足元に

湯たんぽも考え方は同じで、直接押しつけなければ使えます。

布を一枚はさんで足元に置けば、生地の一点に熱が集まるのを避けられます。

介護用のエアマットでは湯たんぽを避けるよう案内している例もあります。

製品によって扱いが違うので、手元の説明書の記載を優先してください。

電源が要らないぶん、コンセントの位置に縛られないのは大きな利点です。

時間とともにぬるくなっていくので、寝ている間に熱くなりすぎる心配もありません。

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室内と車中泊では対策が変わる

同じ寒さでも、床が冷たい室内と鉄板が冷たい車中泊では打つ手の順番が変わります。

使う場所ごとに、どこから手をつければいいのかを整理していきます。

来客用は床の冷たさを断つ

来客用として一晩だけ使うなら、いちばん効くのは床との縁を切ることです。

フローリングに直置きすると、床の温度がそのままベッドの底へ伝わります。

厚手のラグやカーペットを一枚かませるだけで、底の冷たさは目に見えて減ります。

毎日敷きっぱなしにするわけではないので、使う夜だけ敷く形で十分です。

畳の部屋なら、床側よりも上に敷く一枚を優先してください。

畳は中に空気を含んでいるぶん、フローリングほど冷たくなりにくいためです。

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一人暮らしは部屋ごと暖める

毎晩の寝床として使うなら、寝具を足し続けるより室温を上げるほうが早道です。

寝るときの室温は18度前後に保つのがよい、という案内もあります。

中の空気は部屋の温度そのものなので、室温が上がれば背中の冷たさも和らぎます。

寝る1時間ほど前から暖房を入れておくと、袋の中まで一緒に暖まります。

窓に断熱のカーテンを足すのも有効です。

明け方の冷え込みは窓から入ってくるので、そこを塞ぐと室温が落ちにくくなります。

車中泊は結露と一緒に考える

車の中では地面ではなく、冷え切った鉄板の床が相手になります。

断熱を足す手順は同じですが、そのぶん湿気の逃げ場が減っていきます。

体から出た水分がベッドとの間にたまり、朝には湿った感触になりがちです。

湿気を吸ってくれる素材を一枚はさんでおくと、この不快さを避けられます。

バスタオルを敷き込む方法は、あまり勧められていません。

面で密着して通気を塞いでしまい、かえって湿気がこもる形になるからです。

冷えた朝にへこむのは漏れではない

寒い朝のへこみは穴のせいではなく、冷えて空気が縮んだだけのことが多いです。

慌てて補修を始める前に、どちらなのかを見分ける方法をお伝えします。

気温が下がると空気は縮む

空気には、温度が下がると体積が小さくなるという性質があります。

部屋が20度から10度まで下がると、中の空気は3パーセントほど縮む計算です。

厚み20センチのベッドなら、7ミリ前後沈む程度の変化にあたります。

そこへ寝ている体の重みが加わるので、体感ではもっと減ったように思えます。

日中に部屋が暖まれば、抜けていない空気は元の張りに戻ってくれます。

本当の空気漏れの見分け方

では、どこからが本当の空気漏れなのでしょうか。

  • 室温が変わっていないのに減っている
  • 日中に暖まっても張りが戻らない
  • 数時間で目に見えて沈んでいく

これらに当てはまるときは、温度ではなく穴のほうを疑う番になります。

国民生活センターも、空気漏れしたまま使い続けないよう呼びかけています。

沈んだ側から転げ落ちる危険があるので、足しながら使うのは避けてください。

入れすぎも生地を傷める原因になるので、説明書の運転時間を守るのが確実です。

空気の減り方が正常かどうかの見分けは、こちらの記事も分かりやすいですよ^^

エアーベッドの毎日の空気の補充頻度

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買い替えるなら断熱構造で選ぶ

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寒さで買い替えるなら、見るのは値段や見た目ではなく断熱の構造です。

ここまでの手を尽くしてもまだ寒いときの、最後の選択肢になります。

店頭やページで確かめておきたいのは、次の3点です。

  • 断熱の指標であるR値の表示
  • 寝床として使える厚み
  • 中身が空気だけかどうか

R値は4以上がひとつの目安

マットの断熱性能は、R値と呼ばれる数字で表されることがあります。

数字が大きいほど熱を通しにくく、冬に使えるかどうかの判断材料になります。

よくある折りたたみマットはR値2前後で、春と秋向けとされています。

冬に使うならR値4以上が推奨されており、R値4.2という製品も市販されています。

氷点下まで想定するなら、R値6.9といった高性能な製品が選ばれています。

エアーベッド側にR値の表示がないときは、下に敷くマットで補う考え方もあります。

厚みは25センチ以上を選ぶ

室内で寝床として使うなら、厚みは25センチ以上が目安として案内されています。

薄いと体が沈んだときに床へ近づき、冷たさが直に届いてしまうためです。

厚みがあると立ち上がるときも楽なので、年配の来客には特に喜ばれます。

ただし厚みだけでは対流は止まらないので、構造と合わせて見てください。

インフレーターマットという選択肢

対流そのものを起こさない方法として、インフレーターマットがあります。

中にウレタンが詰まっていて、空気が自由に動ける空間がありません。

原因である対流が起きないので、寒さの問題は根元から消えることになります。

バルブを開けると自然にふくらむので、ポンプが要らないのも助かる点です。

そのかわり、たたんだときのかさばりはエアーベッドより大きくなります。

毎晩使うか年に数回かで選び分けると、後悔しにくくなります。

毎晩なら断熱の確実さが効き、年に数回なら収納のしやすさが効いてくるからです。

エアーベッドが寒いときのまとめ

  • 寒さの原因は中の空気の対流
  • まず上に一枚、次に下に一枚
  • アルミは輻射熱を反射する板
  • 電気毛布は一晩十数円で使える
  • 買い替えはR値4以上が目安

原因さえ分かってしまえば、あとは手を打つ順番どおりに試していくだけです。

今夜は毛布を一枚上へ移すところから始めれば、明日の朝の背中が違います。

寒さで目が覚める夜がなくなれば、来客の日も気持ちよく迎えられますね。

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