ダイニングテーブルのサイズの選び方を、人数と部屋から逆算する手順でお伝えします。
こんなお悩みありませんか?
- 幅と奥行きの決め方が分からない
- 部屋に入るか判断できない
- 椅子との高さの合わせ方を知りたい
おすすめサイズは書いてあるのに、なぜその数字なのかは説明されていませんよね。
ダイニングテーブルのサイズの選び方について調査した結果、以下のとおりでした。
- 1人分は幅60cm奥行40cm
- 椅子を引くのに後ろ60cm要る
- 天板と座面の差は25cmから30cm
ここからはダイニングテーブルのサイズについて、さらに詳しくご紹介していきます。
人気の型は入荷待ちになることもあるので、早めのチェックがおすすめですよ^^
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ダイニングテーブルのサイズの選び方

まずはサイズを決めるための考え方を、順番に整理していきましょう。
サイズは人数から必要な幅を出し、部屋の広さで上限を切るという二段階で決まります。
1人分は幅60cm奥行40cmが基準
すべての計算の出発点になるのが、1人が食事に使うスペースの大きさです。
家具業界では幅60cmに奥行40cmという数字が、共通の目安として使われています。
これは一人分の食器を並べて、肘を張らずに食べられる最低限の広さを指します。
ゆとりを持たせたいなら、幅は60cmから70cmで見ておくと安心できます。
この数字さえ覚えておけば、店頭でどんなサイズを見ても判断ができるようになります。
人数に幅を掛けて逆算する
長方形のテーブルでは、長辺に向かい合って座るのが基本の使い方になります。
つまり4人なら片側に2人ずつ、6人なら片側に3人ずつ並ぶことになりますね。
必要な幅は、片側に座る人数へ60cmを掛けた値として求めることができます。
4人なら60cmの2人分で120cm、6人なら3人分で180cmという計算です。
この逆算ができると、商品に書かれた何人掛けという表示を検算できるようになります。
部屋の広さが上限を決める
必要な幅が出ても、それを置ける部屋でなければ意味がありません。
テーブルの周りには椅子を引くための余白が、必ず必要になってくるからです。
目安として、ダイニングの幅に対してテーブルは60%から70%以内に収めます。
人数から出した理想と部屋からの上限がぶつかったときは、上限を優先しましょう。
大きすぎるテーブルは毎日の動線を邪魔し、暮らしにくさとして残り続けます。
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人数別の幅と奥行きの目安表
ここでは人数ごとの推奨サイズを、基準の60cmで割り直して検算していきます。
よく見かける6人掛け160cmは、割り算すると1人53cmしかなく基準を下回ります。
2人なら幅80cmから100cm
2人で向かい合って使うなら、幅は80cmから100cmが目安になります。
向かい合わせなので片側は1人となり、幅がそのまま1人分の広さになります。
幅80cmでも基準の60cmを上回るので、日常の食事には十分な広さといえます。
ただし来客で横に1人足す可能性があるなら、幅120cm前後を選んでおくと安心です。
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4人なら幅120cmから150cm
もっとも選ばれている4人掛けは、幅120cmから150cmが標準的な範囲です。
この幅なら奥行きは80cm前後が釣り合いやすく、多くの商品もそう作られています。
在宅ワークや子どもの勉強にも使うなら、150cm寄りを選ぶほうが後で助かります。
価格帯ごとの違いはこちらの記事でも比べていますので参考にしてみてください^^
6人なら幅160cmから180cm
6人で使うテーブルは、幅160cmから180cmが目安として紹介されています。
ただしこの範囲は下限と上限で、使い勝手がかなり違ってくるので注意が必要です。
片側3人で使うことを考えると、180cmでようやく1人60cmが確保できます。
6人での使用が日常なら、迷わず180cm以上を選ぶことをおすすめします。
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幅120cmの4人掛けは余裕ゼロ
推奨サイズを実際に割り算してみると、見えてくることがいくつかあります。
下の表は、よく見かける幅を片側の人数で割った1人分の数値をまとめたものです。
| 幅 | 人数 | 1人分の幅 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 120cm | 4人 | 60cm | 基準ちょうど |
| 135cm | 4人 | 67.5cm | ゆとりあり |
| 150cm | 4人 | 75cm | 余裕あり |
| 160cm | 6人 | 53.3cm | 基準割れ |
| 180cm | 6人 | 60cm | 基準ちょうど |
4人掛けの定番とされる120cmは、実は余裕がまったくない最低ラインなのです。
さらに6人掛けとして売られる160cmは、割ると53cmで基準を割り込みます。
何人掛けという表示は席を並べられる数であって、快適さの保証ではないわけですね。
奥行きは80cmが標準になる理由
幅の話ばかりになりがちですが、奥行きにもきちんとした理由があります。
1人分の奥行きが40cmなので、向かい合わせなら2人分で80cmが必要です。
市販品の奥行きが80cmに集中しているのは、この計算に由来しているのですね。
70cm台まで削ると省スペースになりますが、中央に料理を置く余地がなくなります。
鍋や大皿を囲む食事が多いご家庭なら、奥行き85cmから90cmが快適でしょう。
部屋の広さから置ける大きさを出す
次は部屋側からの制約を、畳の実寸を使って具体的に計算していきます。
幅150cmのテーブルは椅子を含めて270cm必要で、6畳の短辺には入りません。
椅子を引くには後ろに60cm
座るときも立つときも、椅子を後ろへ引くための余白が必要になります。
この余白はテーブルの端から60cmが最低限とされ、これを下回ると立ちにくくなります。
向かい合わせで座るなら、左右それぞれに60cmずつ確保する必要がありますね。
つまり必要な幅は、テーブルの幅に120cmを足した数字ということになります。
人が通るなら80cmから100cm
60cmはあくまで、椅子を引いて立ち座りするだけの最低寸法にすぎません。
座っている人の後ろを別の人が通るなら、80cm以上あると窮屈になりません。
椅子を引いた状態のまま人が通る場所では、90cmから100cmほしいところです。
すべての面で広く取る必要はなく、人が通る側だけを厚くすれば十分です。
キッチンとの行き来がある側と、壁に面した側で分けて考えるのがコツですね。
畳の実寸から逆算した上限
畳数だけでは感覚がつかみにくいので、実際の寸法に置き換えてみましょう。
集合住宅で多い江戸間は、畳1枚が176cm×88cmという寸法になっています。
これで計算すると、部屋ごとの短い辺の長さは次のようになります。
- 6畳は264cm×352cm
- 8畳は352cm×352cm
- 10畳は352cm×440cm
幅150cmのテーブルは椅子込みで270cm要るので、6畳の短辺には収まりません。
幅120cmなら240cmで済むため、6畳でもぎりぎり置けるという判断になります。
8畳と12畳で選べる幅の違い
8畳前後のLDKでは、幅75cmから120cm程度が扱いやすい範囲になります。
120cmを超えると椅子を引いたときに通路が圧迫され、動きにくくなってきます。
12畳から14畳になると、幅130cmから150cmが無理なく置けるようになります。
この広さならダイニングとリビングを分けても、通路を70cm以上取れるでしょう。
幅180cmを検討するなら、20畳以上のLDKが前提になると考えておいてください。
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天板の高さと椅子の差尺を合わせる
幅と奥行きが決まったら、見落とされがちな高さの話に進みましょう。
天板と座面の差が25cmを下回ると膝が当たり、30cmを超えると肩が上がります。
標準は70cmから72cm
日本で売られているダイニングテーブルは、高さ70cmから72cmが標準です。
この範囲は日本人の平均的な体格に合わせて決められたものだと言われています。
海外の家具は74cmから75cmのものもあり、座ると少し高く感じられます。
くつろぎを重視するなら、68cm前後の低めを選ぶという方向もありますね。
差尺は25cmから30cmが快適
座り心地を決めるのは天板の高さではなく、椅子の座面との差のほうです。
この差は差尺と呼ばれ、25cmから30cmが快適な範囲だとされています。
差尺が適正だと前腕が水平に近くなり、肩や首の負担が軽くなってくれます。
テーブルだけを見て買うと、この差が合わずに食事のたび疲れる原因になります。
天板と座面の組み合わせ早見
実際にどの組み合わせが快適域に入るのか、計算して並べてみました。
| 天板の高さ | 椅子の座面 | 差尺 |
|---|---|---|
| 70cm | 40cm | 30cm |
| 70cm | 42cm | 28cm |
| 70cm | 45cm | 25cm |
| 72cm | 42cm | 30cm |
| 72cm | 45cm | 27cm |
どれも快適域には入りますが、70cmに座面45cmは下限ぎりぎりの組み合わせです。
迷ったときは天板70cmに座面42cm前後を選ぶと、多くの人に無難に収まります。
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身長で選ぶときの目安
家族の身長に幅があるなら、いちばん長く座る人に合わせるのが基本です。
身長160cm前後の方には70cm、170cm前後の方には72cmが収まりやすいです。
子どもがいるご家庭では、座面の高さを補うクッションで調整する手もあります。
テーブルの高さは後から変えられないので、椅子側で合わせる発想が現実的ですね。
形で変わるサイズの考え方
同じ人数でも、天板の形が変わるとサイズの決め方そのものが変わります。
長方形は幅で席数が決まり、円形は直径で1人分の幅が決まるという違いがあります。
長方形は幅で席数が決まる
もっとも流通しているのが長方形で、選択肢の多さでは群を抜いています。
幅を60cmで割れば片側の席数が出るので、計算がいちばん分かりやすい形です。
壁に寄せて置けるため、部屋を広く使いたいときにも扱いやすくなっています。
ただし短辺の席は中央から遠く、料理に手が届きにくいという弱点もあります。
正方形は4人までが限界
正方形は各辺に1人ずつ座る形なので、4人が上限になる形です。
1辺が80cmから90cmあれば、4人が向かい合って使うことができます。
全員が中央を向くので会話しやすく、2人暮らしでも余裕を持って使えます。
反面、人数が増えたときの融通が利かないところは覚えておきたい点ですね。
円形は直径で1人分が決まる
円形は縁の長さを人数で割るという、少し違う考え方でサイズを決めます。
直径に3.14を掛けた円周を人数で割れば、1人分の幅が求められるわけです。
角がないので子どもがぶつかっても安全で、席の順番も気になりません。
ただし壁に付けられないため、置く場所は部屋の中央に限られてしまいます。
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楕円は角を落とした折衷案
楕円は長方形の角を丸めた形で、両方の利点をあわせ持っています。
長辺があるので席数は幅で計算でき、角がないぶん通り抜けもしやすいです。
同じ幅の長方形より天板の面積は減るので、そのぶん置ける物は少なくなります。
動線が細い部屋で角が邪魔になるなら、検討する価値のある形だと思います。
伸長式で足りない分を補う
部屋の上限と必要な幅が折り合わないときの、逃げ道になる選択肢です。
伸長式は普段を小さく保てますが、広げた状態のレイアウトも必ず確認が要ります。
広げたときの寸法も測る
伸長式は天板を引き出して、幅を大きくできる仕組みのテーブルです。
普段は120cmで使い、来客時だけ160cmにするといった使い方ができます。
ただし広げれば当然その分の場所が要るので、最大寸法でも測っておきましょう。
広げると通路がふさがるなら、その機能は結局使わないままになってしまいます。
天板を伸ばす方式の違い
伸ばし方には両端を引き出す型と、中央に板を足す型などがあります。
両端を引き出す型は操作が簡単で、思い立ったときにすぐ広げられます。
中央に板を足す型は天板の見た目が整いますが、板の保管場所が必要です。
どのくらいの頻度で広げるのかで、選ぶべき方式は変わってくると思います。
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常時広げるなら意味が薄い
気をつけたいのは、いつも広げたまま使うことになるケースです。
それなら最初から最大寸法の固定天板を買うほうが、価格も安く済みます。
伸長の機構があるぶん、同じ幅の固定式より価格が上がる傾向にあります。
年に数回の来客のためだけに選ぶ機能なのかを、一度考えてみてください。
サイズ選びでよくある失敗
買ってから気づく失敗には、いくつか決まったパターンがあります。
失敗の多くは天板の寸法だけを見て、椅子と通路を計算に入れなかったことが原因です。
大きすぎて通路がふさがる
もっとも多いのが、部屋に対して大きすぎる天板を選んでしまう失敗です。
店頭は天井が高く広いので、実際より小さく見えてしまうのが原因ですね。
椅子を引いたときに人が通れなくなると、毎日のストレスとして積み重なります。
迷ったらひとつ小さいサイズを選ぶほうが、暮らしやすさは保たれます。
小さすぎて大皿が置けない
逆に省スペースを優先しすぎると、食卓としての機能が足りなくなります。
奥行きが70cmを切ると、中央に大皿や鍋を置く余地がなくなってしまいます。
取り分けが多い食卓なら、幅よりも奥行きを優先して確保しておきましょう。
1人分の幅が60cmを切ると、食器同士が近くなって窮屈に感じられます。
椅子の幅を数えていない
テーブルは入ったのに椅子が並ばない、という失敗も意外に多いです。
肘掛けのない椅子は幅45cm前後、肘掛け付きだと55cm前後になります。
幅120cmの片側に肘掛け付きを2脚並べると110cmで、かなり窮屈です。
椅子を先に決めているなら、その幅を人数分足してから天板を選びましょう。
搬入経路を測っていない
忘れがちですが、部屋まで運び込めるかどうかも確認が必要です。
玄関の幅や廊下の曲がり角、階段の踊り場が通れるかを測っておきましょう。
とくに幅180cmの一枚板は、集合住宅だと入らないことがあり得ます。
脚を外して運べる商品なら、この心配はかなり小さくなってくれます。
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買う前に必ず確かめること
最後に、注文ボタンを押す前にやっておきたい確認をまとめます。
図面を見るより、実際の床にテープで寸法を貼るほうが確実に判断できます。
床にテープで実寸を再現する
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数字だけで判断すると、どうしても実際の大きさを見誤ってしまいます。
養生テープで天板の外周を床に貼れば、占める面積が一目で分かります。
さらに外側へ60cmの線を足せば、椅子を含めた領域まで確認できますね。
その状態で数日暮らしてみると、動線に無理があるかどうかが体で分かります。
天板の面積で比べてみる
候補が複数あるときは、幅と奥行きを掛けた面積で比べると分かりやすいです。
幅120cmで奥行80cmなら9600平方センチという計算になります。
1人分が幅60cm奥行40cmで2400平方センチなので、ちょうど4人分ですね。
面積で見ると、幅だけを比べていたときには気づかない差が見えてきます。
椅子とセットで高さを測る
テーブルと椅子を別々に買うなら、必ず両方の寸法を並べて確認しましょう。
すでに椅子があるなら、床から座面までの高さを実際に測っておきます。
そこへ25cmから30cmを足した数字が、選ぶべき天板の高さになります。
セット販売の商品なら、この組み合わせは最初から合わせて作られています。
素材で手入れの手間が変わる
サイズが決まったら、最後に素材による手入れの違いも見ておきましょう。
無垢材は質感に優れますが、水滴の跡や輪ジミには気を配る必要があります。
メラミンやセラミックは傷と熱に強く、拭くだけで済むので手間がかかりません。
素材ごとの弱点についてはこちらの記事が分かりやすいので合わせてどうぞ^^
ダイニングテーブルのサイズの選び方のまとめ
ここまでの内容を、要点だけ振り返っておきますね。
- 1人分は幅60cm奥行40cm
- 4人は幅120cmが最低ライン
- 6人掛け160cmは基準を割る
- 椅子を引くのに左右60cmずつ
- 天板と座面の差は25cmから30cm
逆算の手順を知っておけば、どんな商品ページを見ても迷わず判断できます。
寸法が体に合った食卓は、毎日の食事を静かに心地よくしてくれるものです。
長く付き合える一台を、数字を味方につけて選んでみてくださいね。
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